一般社団法人足利青年会議所

理事長所信

2018年度 一般社団法人 足利青年会議所 理事長 石川晋一郎

2018年度 一般社団法人 足利青年会議所 理事長 石川晋一郎

室町時代より絹の産地として有り、近世近代においては織物業が発達してきた足利市。栃木県の南西部に位置し、北部は足尾山地、南部に関東平野が広がり、中央部には渡良瀬川が流れる美しいまち。日本最古の大学といわれる「足利学校」や、足利氏ゆかりの「鑁阿寺」をはじめとする、数多くの歴史遺産があり歴史と文化の香りに満ちた素晴らしいまち。また群馬県との県境で両毛地域として、古くから両毛地域としての人的、経済的な交流が盛んな地でもあります。その愛する足利市の未来を考え、明るい豊かなまちにしようと、1958年に多くの関係諸先輩方のお力で一般社団法人足利青年会議所(以下足利JC)は産声をあげました。そして今日まで、数多くの実績を残された先輩諸兄のおかげを持ちまして2018年度、足利JCは創立60周年を迎えます。足利JCを創り継続されてきた諸先輩方に敬意を表し、まちの為に共に活動している関係諸団体、近隣LOMの皆様に感謝の意を申し上げ、我々は大きな節目と同時に、次代に向けた新たな一歩を踏み出します。

「明るい豊かな社会の実現」を目標にする我々足利JCは、常にこのまちのことを考え、オピニオンリーダーとして存在してきました。しかしながら昨今、会員数の減少をはじめとする様々な理由から、足利JCがこのまちに対して様々な発信をする力が減少してきたとも言われています。しかし、足利JCの活動こそが、このまちを豊かにするために欠かすことが出来ません。今こそ、そのJC運動を多くの市民に発信伝播し、巻き込んでいくことで、夢のある輝く未来を創造していきましょう。そして、市民とともに地域の魅力を認識し、地域再興への意識喚起を行い、足利に暮らすことの誇りを持つ市民を増やし、地域社会への参画意識の向上をさらに図っていくことが、我々足利JCの役目だと感じております。更には、青年経済人として地域から必要とされるリーダーを育成するとともに、目標に向かって力強く歩めるよう確かな自信と次代につながる場とし、多くの学びや気づきを得たJCメンバーが、直接的に、時には間接的に、このまちで大いに活動する事で、地域の発展に寄与し、活性化に繋がると強く確信しております。

また、足利JCの最大の財産でもある多くの先輩方や、足利で活躍する様々な協力諸団体など、このまちには大きな共感を生み出す可能性をまだまだ秘めていると感じております。今を一生懸命本気で生きてこそ、そしてその積極的な人達の姿があってこそ、より多くの人々に気づきを与え、積極的社会参画への一助になるものと考えます。

足利の魅力や活躍する人の良さを学び知り、そこから新しい夢のある輝く未来に向けて共に積極的な気概と姿勢を持って率先して行動していくことで、挑戦と変化が生み出す魅力的な足利市に、そして市民が次代を担う人材に変わる一助になることと確信します。足利JCの発展が足利市の発展に繋がると確信し活動していきたいと思います。

60周年の発信と未来に向けて

創立60周年を迎え足利JCは新たな一歩を踏み出します。今後65周年、70周年、100周年と繋いでいくことへのビジョンを持ち、メンバー一人一人が方向性を共有する必要があると考えます。2017年度周年準備部会で得た想いや学びを継承し、今後の足利JCが進むべき方向性を、中期ビジョンという形で明確に作成し内外に発信していきます。

2018年度は、その中期ビジョンを具現化する最初の一歩であると位置付け、この大きな節目に足利JCの全精力を注いでいきます。記念事業については、市民及び他団体を巻き込み今後の足利の発展に寄与するような事業にしていきます。1958年から脈々と繋いできた歴史は深く決して軽いものではありません。栃木県最古の青年会議所という自信と誇りをメンバー自らが持ち、60周年を迎えるにあたり関係諸団体近隣LOMの皆様に「感謝」を込めた周年記念式典を行って参ります。

次代を見据えた会員拡大に向けて

足利JCの根幹を担うのは活動を行う一人一人の会員です。足利の未来を担う若者に成長の機会を提供し、共に活動する仲間を増やすことは足利JCが行うべき最優先事項であると考えます。従来の会員拡大手法にとらわれる事無く時代の変化に対応し、次代を見据えた会員拡大を行っていく必要があります。足利の未来を担うJAYCEEを増やす事で我々の運動をより力強いものにし、より多くの「仲間とのつながり」を作りたいと思います。

生き生きとした組織運営に向けて

組織運営の中枢を担うのが総務であり、今後の足利JCに大きく影響するのも総務と言っても過言ではありません。会員数が減少する中、運営面や予算面においても危機的状況と捉えるのは簡単ですが次代を担う我々は、新たな手法を検討、模索、実施していく必要があります。「必要な事と重要な事は違う」変えるべきは変え、守るべきは守る。論語にもあります「温故知新」の精神で取り組んで参りたいと思います。苦楽を共にしてこそ本当の「仲間」ができると確信しています。一人で抱えるのでは無く共に解決する。持続可能で質の高い運営をしていきたいと思います。

成長への学び・人材育成に向けて

2018年度は、創立60周年を迎える節目の年です。式典を行うにあたり、メンバー一人一人の品格や、振る舞いが、例年以上に外部の方の目に触れる機会が多い年でもあります。周りの人の事を考え、責任を持って行動する事で品格が備わっていきます。同時に足利JCは、アカデミーメンバーが多く「JCとは何か?」を学ぶ必要があると思います。日々の活動時の際にも、しっかりとしたセレモニーの実施を心掛け、然るべき場で毅然たる姿勢を発信しましょう。
「見ざる聞かざる言わざる」では変わりません。「観て、聴いて、言って、やってみる」の精神で取り組み、学びの場が新たな未来への一歩に繋がると考え、メンバーや参加した方々の明るい豊かな人生の一助になるような研修を、1年を通して行っていきたいと思います。

地域から世界へ向けて

足利JCは公益社団法人日本青年会議所栃木ブロック協議会(以下栃木ブロック)や両毛地域青年会議所協議会(以下両毛6JC)等様々な諸団体と協力関係にあります。足利JCの活動だけでは見えないJCの魅力や出向したことで気付く足利の良さを一人でも多くのメンバーに体感して欲しいと思います。青年会議所に入会したのならば、様々な経験をし、学び、沢山の仲間を作って頂きたいと考えております。そのためにも、栃木ブロックや、両毛6JCのみならず各種出向等にも参画する事で、メンバー個人の成長の為、ひいては足利JCの為にも2018年度も出向への活動を支援して行きます。

むすびに

「本気が人を動かすんだ」と尊敬する人物から鼓舞されたことがあります。日常生活を送る中で「本気」を出す機会、はたしてどれだけあるでしょうか。青年会議所の特質は、会員の“年齢制限制“にあります。20歳から40歳の限られた期間しか入会する事の出来ないなかで、私自身、諸先輩方や仲間に貴重な体験をさせて頂くことが出来ました。決して楽ではない役職など任される機会があると思います。しかしやった先に必ずやらなかった自分よりも成長している自身に気付き、さらに自信と経験もついてきます。「ありがとう」を漢字で書くと「有難う」です。難が有るのです。物事をネガティブに捉えれば全てが苦痛でつまらないものになります。しかしポジティブに捉えて行動してみることで多くは良い結果に繋がるのではないでしょうか。
創立60周年という節目に足利JCが更に発展する事こそが、足利市の発展に繋がり、私たち足利JCメンバーの元気や前向きさが大きく膨らむことで、更に市民に伝播するものだとも思います。メンバー全員が足利JCとしての責任と誇りを持ち愛する地域の為率先して行動して参ります。

2018年度基本方針

  1. 足利JCの未来に向けて中期ビジョンの作成。「感謝」の気持ちを持って 60周年式典と記念事業の実施
  2. 仲間との「つながり」を感じる交流と会員拡大の実施
  3. 先人の残した文化と変革がもたらす「生き生きとした」組織運営の実施
  4. 明るい豊かな「未来」の為に研修と親睦の実施
  5. 様々な出向への参加と、出向メンバーへの「積極的」支援の実施