各委員長所信(2025年度)

未来繋がるまちづくり委員会 委員長 清水 渉

委員長基本方針

 私は子供の頃、足利青年会議所(以下、足利JC)が運営する文化財パトロール隊に所属していました。こ の活動では、足利の歴史的な文化財に触れることや、足利の緑豊かな自然に触れることにより地元の 人々との貴重な関わりを得ることができました。子供の頃の経験は、現在、私のまちづくりへの関心を 高めるきっかけとなり、足利JCに入会することに繋がりました。

 まちづくりをしていく上で、多くの市民が足利市の未来を考え、同じ目標に向かって動くとこが最短 の近道になると私は考えています。そのため、多くの市民に関心を持ってもらうためには、どの分野に 興味を持っているのかを調査をし、しっかりと把握することが不可欠です。市民の声を聴き、足利市の 課題や目標を共有する場を作ることで、市民、行政、関係団体との協力体制を築き、共により良い未来 に繋げていきたいと考えています。

 活動を通じて、多くの人々が集まり、意見を交換することで新たなアイデアや解決策が生まれます。意 見を交換し、事業を積み重ねることで、お互いに信頼や絆が育まれ、継続して市民、行政、関係団体が 協力したまちづくりをしていけると信じています。それにより、まちづくりに関心を深め、継続的に携 わってもらえる人材を増やせるよう活動をして参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

魅力拡大委員会 委員長 丸山 徹

委員長基本方針

 栃木県内初の青年会議所として発足した一般社団法人足利青年会議所(以下、足利JCと省略しま
す。)は、66年の歴史を持つ伝統ある青年会議所です。その歴史を振り返ると数々の価値のある事業を 行い、数多くの諸先輩方を輩出して足利市に大いに貢献してきました。私はそんな足利JCに魅力を感じ入会しました。

 入会してJC活動を行う中で得た経験や人との繋がりは更なる魅力を感じさせるものでした。そんな足 利JCですが、現代では少子化や経済情勢などを背景に年々会員メンバーは減少し入会者も少なくなってい ます。

 やはり事業を行う上で一番必要なのは人の力です。価値のある事業を継続させていくためにも会員メン バーの減少を食い止め、入会者を増やしていく必要があります。

 拡大活動としては、まずどれだけ多くの人にアプローチし足利JCについて知ってもらえるかです。前年度の候補者リストはもちろん知人やOBからの情報を元に兎に角多くの人に会うことから始めたいと思います。

 そして活動の中で足利JCに魅力を感じ入会したいと思う人(入会対象者)には、事業や会議に参加し やすい環境作りを行います。定期的な交流イベントを開き会員メンバーと入会対象者が親密な関係を築き上 げ、一体感を感じることにより事業や会議への協力体制を促し参加へ繋げていきます。

 その後、足利JCに入会し定着してもらうには、事業や会議にどれだけ巻き込めるかです。共に様々な 事業を行うことで、OBや地域の方々との交流関係が生まれ、会議などでは意見を交換し、互いに理解し 合うことにより信頼関係や友好関係が生まれ足利JCへの魅力を感じることで自ずと入会し定着すると考 えています。

 当委員会は今期の入会者の数を増やすのはもちろんのこと、その後定着し将来足利JCの魅力を広げ次 の拡大活動を積極的に行う人材を入会させることを目標とします。

CF事務局 事務局長 望月 理人

事務局長基本方針

 一般社団法人足利青年会議所(以下、足利JC)の活動意義といたしまして、個人の成長を促進 し、それを組織の発展に繋げ、更にはまちの活性化や明るい豊かな社会の実現に結びつけるこ とが求められます。明るい豊かな社会の実現の第一歩である個人の成長を促進するべく、「メン バーそれぞれの多彩な価値観や考え方、ライフスタイルの分析から、各々の自主性やリーダーシップを引き出 せるような変革」且つ、「足利JCとしての活動目的・理念等の共通認識を持続できる一体感」 を兼ね備えた強固な組織運営を構築していくことが必要です。

 また、時代の流れによりツールやコンテンツ、人の価値観など、さまざまなことが著しく変化をし時 代に合わせた柔軟な運営が求められます。その中でも、組織運営において足利JCとしての活動 職務や伝統を未来へ継承し、人と人との繋がりを大切にした絆のある運営体制をサポートしていく ことも事務局としての役割であると捉えております。

 現状を把握し未来に繋げられる運営体制を構築するためにも、従来引き継がれてきた事務局 からの案内や情報発信などを確実に行い、並びに会員からの意見や事業について等の情報収集 を繰り返し委員会での改善の材料となる資源を作り、日々未来へ推進していくことが大切で す。そして会員のJCライフを大きな土台で支え有意義にできるよう、迅速で円滑な運営を作り上げ ていくことが重要です。

 組織が成長し続けるための鍵は、個々のメンバーの成長にあると私は確信しております。組織の 力とは、メンバー各々が持つ力の総和に他なりません。以上のことから今年度事務局としては、貴 重な種である各々のメンバーが自らの潜在能力を引き出し、意欲的に行動できるような畑を運営し て参ります。そのことにより「個人の成長による組織の発展」という果実を実らせていけるよ うに活動に取り組んで参ります。